2010年6月10日木曜日

うつ病の現状

●WHOはうつ病が2020年には虚血性心疾患に次いで第2位となり、経済的打撃は全ての疾患の中で最も大きくなると予測しています。
●精神障害の労災認定が増加傾向にあります。
行政も対策に乗り出し、2007年6月、自殺総合対策大綱を策定しました。
●うつ病を自覚していない患者は初診の際、一般内科を受診する割合が高くなっています。
●SSRIとSNRIの登場により、抗うつ薬の国内市場は急速に拡大しましたが、薬物療法は効果が現れるまでに2週間以上を要します。
●現在、厚生労働省の調査では日本人の15人に1人がうつ病の経験があると報告されているが、今後、日本人の約1割(10人に1人)もしくは約2割(5人に1人)の人がうつ病になる可能性があるという予測も存在しています。
●うつ病は、精神的なストレスだけではなく、遺伝や体質によるもの、身体的な要因によるものなどがあり、またその症状の程度も人によって様々です。
●日本でうつ病と考えられる人のうち、約Ⅰ/4の人しか医療機関を受診していない、という点も大きな問題で、うつ病を抱える人やその周囲の人にとって、正しい知識を持ち早期の対策、治療を選択することが大切と考えられます。
●男性よりも女性のほうがデータによると“うつ病”になりやすいとされていますが、これは女性のほうが受診する患者さんの数が多いことに加え、出産や月経など女性特有の身体的な特徴や生活で起こりうるさまざまなイベントなども理由になっているようです。
●さらに、高齢者が“うつ病”になりやすいのは、高齢者の場合、配偶者との死別や、社会的孤立など、環境的に“うつ病”になりやすい要因がたくさんあるためです。

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